足の冷温浴

もともと冷え症だが、すごく疲れると体が氷のように冷えてしまう。
たまに足のリフレクソロジーに行っているが、施術師の人もあまりの冷たさにびっくりして黒コショウのアロマなる刺激的なものを足にぬったくってしまうほどだ。(温まるらしい)
もうどうしようもない時は、お風呂に本を持ち込んでながーく入浴し、ほかほかになったところで布団に飛び込む。でもだんだん寒くなってきて、身の置き所が無くて結局眠れない。困って母親に相談すると、温泉療法師の資格を持つ母は言下に、
「そりゃあ、お風呂の入り方が悪い。ただ長く入ればいいってもんじゃないんだよ」とバッサリ。
母によると、足を交互に水とお湯にひたす冷温浴冷え性にいいそうだ。
特に大事なのは、最後は足を水で冷やしてからお風呂からあがるということらしい。そんな寒そうなー。
と思いつつ恐る恐る試してみた。ひえー、つ、つめたいよぉ。
布団に入ると、足がすごくぽかぽかする。熱くて汗をかくほどだ。そしていつまでたっても体は冷えなかった。
 
うーん、機序はよくわからないけど、あったかいままお風呂から出ると、全身の血管が拡張しているので一気に放熱してしまうんだろうな。
最後に体の一部を冷やすと、反射的に体表面の血管は収縮する。実際に触ってみると皮膚はひんやりとしている。これで熱の放散が妨げられ、体が冷えるのを防ぐ・・・のかもしれないけど、詳細はわからない。

うーん、あたたかい。