寒波2

本日も気温は最低−10℃、最高ー1℃。つもった雪はかきーんと凍りつき、こりゃあ家から出れないなあと思っていた。
しかし息子の風邪が悪化し、様子がおかしくなり、朝には40℃を超え…
動転して病院に電話すると、午後イチの予約を入れてくれた。電話で「チェーンはあるの?来られる?」と聞かれた。そう、病院は山の上にある。ふもとが雨でも雪が降っていることもある。こんなところでもアクセス制限か?
だけど大丈夫、「トラム(ロープウェー)で登ります」と言って電話を切った。よく考えると変わった場所にある病院だ。
スケートリンクのような道路を、つるつる滑りながらトラムの駅まで歩く。病院についてチェックインして、お医者さんの顔を見たら本当にほっとした。中耳炎の診断で、抗生剤をたんまり処方されました。
やっと安心して、帰りのトラムから降りたら、頬にさっと吹き付ける冷たい空気に遠い記憶が刺激された。小さなころ、雪深い祖母の家を訪れ、従兄弟たちと山に行ってそりすべりをした記憶。懐かしかった。
息子はぐったりと眠り続ける。生まれる前のことを思い出した。どんな子でもいいから、とにかく無事に生まれてくださいと祈ってたなあ。いつになったら歩くんだ?卒乳できるんだ?など考えていた最近の自分を反省。早く元気になってほしい。