Nurse Visit

先ほど、H1N1 fluのワクチンを受けに息子とクリニックに行ってきました。
アメリカのほうが早いかなと思ってたけど、まだ流通に混乱があるらしくぶっちゃけ全然足りてないらしく、思ったより遅くなりました。先週やっとクリニックから「入荷したので妊婦さんは受けに来てください」と連絡をもらい、予約の電話をしました。一般外来での接種はまだ妊婦と子供限定のようです。
予防接種だけということで、初めてNurse Visit(看護師さんがやってる外来)の予約を取りましたが、行ってみるとオフィスも独立していて、専門の受付の人もいたりして、かなり設備は整っていました。
看護師さんが出てきて軽く問診してから注射してあっという間におしまい。こちらは9歳以下が2回接種なので、息子の2回目の予約を取って帰ってきました。
私は1回でおしまい。出産前に受けることが出来てほっと一安心です。予定帝王切開まで1ヶ月半だったので、胎児への抗体移行とかを考えるとぎりぎり間に合いました(早めに陣痛来ないでね…)。10日前後で抗体産生が始まるそうなので、もう一息予防に気をつけなければ。

前回、帝王切開で入院したときも思いましたが、こちらの看護師さんは数は少ないけれど、かなり雑務から開放されていて専門職としてのステータスが高い感じ。外来診療もできるし、食事の配膳・検温・シーツ交換などは全部看護助手さんの仕事だし、病院にはボランティアも沢山来てるし。
日本は今、H1N1の予防接種で(しかもわけのわからない10mlバイアルのせいで?)小児科の先生がほんとにてんてこ舞いで大変だそうですが… せめて予防接種の専門外来を、こっちのように看護師さんが回せたらだいぶ違うのに。って、まあ無理ですが思ってしまいました。それより保健所で集団接種にしたほうが効率的か。感染を防ぐために、アメリカのように「ドライブスルー予防接種」があっても良いですね。
といってもアメリカでもやっぱり混乱は続いていて、ふつうに外来受付に電話をかけると「H1N1 flu shot」と言った瞬間にすごい剣幕で「無いです!!」と断られたりするとか。というか、flu shotではなく新患受付すらも「忙しいから」と断られたと、友人が嘆いていました(こちらでは健康なときに受診しておいてかかりつけ医を作っておくのが普通。だけど健康なら今の時期は来るなってことなんだろうなあ)
多分一般外来をがんがん制限しておいて、優先順位の高い人にはクリニックのほうから連絡して先に来てもらうんだろうなあ、と想像してます。
別の州では集団接種の10数時間待ちに並んだという話も聞いたし。早くワクチンがいきわたってくれると良いのですが…。

接種後の体調ですが、私はいつも季節性インフルエンザの予防接種のあとにすごくだるくなるのですが、今回もやっぱりちょっとだるいです。
息子もなんだかおとなしめ。今日はゆっくりだらだらするか。