さてさて。数日前に母が渡米してきてくれました。
というのも実は出産は来週。二人目ってあっという間な感じですね。母は何の因果か、長男の時に引き続き、英語も話せないのに2度目のアメリカ長期滞在をさせられるはめに。
母ちゃんごめん。
臨月でも息子もいるしオットは仕事だし、腰痛のほかは普通に動いていたので、母が来てから突然「そんな重いもの持つんじゃな〜い!!」とか、ベビーカーも押させてもらえないし、甘やかされまくりな感じです。

さて新生児を迎えるに当たり、やはり心配なのがインフルエンザ。生後6ヶ月以下の乳児の同居家族はすでにeligibleなのですが、今にも生まれそうな場合はどうなの? と思っていましたが、看護師さんに事情を話したところ、オットは先週ワクチンを打ってもらえました。
母は当然日本では打てず、こちらでも無保険なので主治医の先生に相談していましたが、やはり無保険でクリニックにかかって接種を受けると500ドルほどかかるとか。
「郡でも集団接種を始めたらしいから、問い合わせて見たら」と教えていただき、ヘタレな私は電話で細かい事情を話す自信がなく、英語の堪能な友人に頼んで問い合わせをしてもらったところ、なんとすぐに受けられることになりました。
ダウンタウンの中の古いビルに行き、問診表を書いて提出するとすぐに名前をよばれ、部屋に入って母が腕を出すとブスッと打って終わり。
「これだけですか?お会計は?」と聞くと「おしまい!無料ですよ!」とのこと。パスポート確認すらもない。
無保険なのに! 母はここに住んでもいない外人なのに(ぶっちゃけビザもなく、旅行者と同じなのに!)とびっくり&感激でした。供給が安定してきたというのもありますが、でも社会全体で感染予防をするにはこれくらいしなくては、という感じなのでしょうね。待合室にはやっぱり保険のなさそうな(ちょっと民族が違ったり、あまり裕福でなさそうな)人たちが待っていました。
まあその代わり、今回の予防接種に関する訴訟は厳しく制限されているようです。
私のお腹と息子を見て「あなたたちはもうワクチン打ったのよね?」としつこく念を押され、もしまだって言ったら問答無用でブスッと打たれそうな感じでした。「もう打ちました〜!」と言って(逃げ?)帰って来ました。