地震

携帯からなので手短に。
私は茨城県地震にあいましたが、家族はみな無事です。更新が滞り、一部ご心配をおかけしすみませんでした。
被災地の皆様が早く暖かい部屋で安心して休めますよう、また命をかけて作業している原発関係者の皆様の安全を祈ることしかできません。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。私の親類も含まれています。

福島県いわき市に住む両親はすでに脱出しました。


茨城の私の住む街は震度6だかなんだか未だに良くわからないのですが、それでも凄まじい揺れでした。地震対策していない家具はほとんど倒れました。
高熱を出していた子ども達と寝室にいたのが幸いしました。一番激しい揺れが少し収まったところで慌ててドアを開けに行き、寝室に駆け戻り、出来る限りの厚着をさせ、ガスの元栓を閉め、食料少しと水、オムツ、座薬、保険証、財布、ラジオを持ち、次男を背負い、長男の手を引いて、マンションの非常階段からゆっくりと外へ。
決死の形相が伝わったのか、子どもたちは全く騒ぎませんでした。

外に出ると道路の舗装が割れて電線が垂れ下がっていました。
とても寒いのでとりあえず駐車場の車の中に子ども達と入ると、大きな余震が来て、目の前の地面が割れて水が吹き出してきました。地面がプールの水のように波打つのを初めて見ました。
そんなこんなで怖くなり、結局は徒歩で近くの小学校へ。深夜まで過ごしましたが、停電だし、ひどい冷え込みでした。座薬で対処していたのが悪かったのか子ども達の体調が決定的に悪化。
長男は喘息のコントロールがつかなくなり、次男は熱が下がらず、結局肺炎になりました。
そんなこんなで、義父が電車と徒歩とチャリ(!)で迎えに来てくれて、今は東京で通院しています。
こちらは嘘のように平和に感じられますが、それでも買い占めなど起きているのが悲しいです。