衰退

先日とある用事で市役所に行きました。節電中でクーラーはついておらず、窓が全開になっていて、天井からたくさん風鈴がぶら下がっていて、ちりーんちりーんと。
建物自体もかなり古いし、働いている職員の皆さんも地味な服装だし、貸し出しの団扇でパタパタと自分を仰ぐ市民の皆さん。窓からの生暖かい空気と風鈴の音に、突如目眩のような感覚とともに「昭和だ…」と激しく思いました。
震災と電力不足と少子化で、これから日本はどんどん衰退していくんだろうか。こんな風にどこもかしこも昭和な感じになっていくのかも。そうするとやはりどこかのご老人が言ったように我欲を洗い流す…とまではいかなくてもサイズを縮小して、慎ましく生きていかなくてはならないだろうなあ…
最終的には『ヨコハマ買い出し紀行』みたいな、ところどころオーバーテクノロジーの残ったど田舎のような世界になるのかな?それはそれでいいのかも…
と、待ち時間に妄想が膨らんでしまいました。あながち妄想でもないのかもしれません。

ヨコハマ買い出し紀行 1 (アフタヌーンKC)

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