おすし。

昨日は夜遅くまで居残り仕事。水を飲む暇がなく脱水で唇がひび割れ、切れて血が出ていて軽く引く。
やっと終わり、帰ろうと思って挨拶しようと仕事場をのぞくと、「はい!」とシリンジを渡される。 そのまま巻き込まれること1時間。やっと水を飲む。

「すし!寿司食べに行こう!」とU先生が叫んだ。 「いきますとも!」私も叫んだ。

二人で着いたその寿司屋は、もうのれんがしまわれていた。 「ああっ、もう終わってますぅ!」絶望の叫び声をあげた。 一瞬考え込んだU先生は、「大丈夫!行こう」と自信満々に行って車を降りてしまった。ええーっと思いつつあとに従った。
何の躊躇もなくがらりと戸を開けて、掃除をしていたご主人に、「こんばんはー、もう終わっちゃったんですかぁ? 今仕事終わってきた所なの。一瞬遅かったですかねえ、残念!」と一気に言うU先生。おおおぉぉ。 一瞬考え込んだご主人、「そう、じゃあいいよ、座りなよ!」 こうして美味しいおすしとビールにありついた。 すごい。

まずはお通しのほかほか茶碗蒸し、ついで脂の乗った鯖の刺身、大トロののった刺身盛り合わせ、ひらめのとろとろ煮付け、もうご飯がないからと、手打ちのコシのあるおそばに粗塩をかけていただいた。おそばというより、かめばかむほど味の出るおつまみと言った感じだ。
最後にちょっとだけ残っていたご飯を手巻きにしてもらい、一本ずついただいた。
閉店しているのにこれだけのものが出てくる。食べ物を扱うお店はすごいなあと思った。絶賛することしきり。親父さんはにこにこして嬉しそうだった。
迷惑かけてすみません。ごちそうさまでした。