のだめカンタービレ

のだめカンタービレ(1) (講談社コミックスキス (368巻))

のだめカンタービレ(1) (講談社コミックスキス (368巻))

友人にまとめて貸していただいた漫画。久々に睡眠時間を削って一気に読破しました。主人公はのだめという音大生で、ピアノは一種独特な天才、練習はキライで夢は幼稚園の先生、生活能力と常識が無い。隣室に住む千秋も指揮者を目指す音大生。才能と努力を兼ね備えた若きホープ。しかし飛行機・船恐怖症のため、海外に留学できず結局芽が出ない。千秋はのだめの才能を見ぬき育てようとし、のだめはちあきを子犬のように慕う。
この二人を中心に、音大での生活が繰り広げられます。はちゃめちゃな学生たち、なぜか突如この音大に赴任する大指揮者(でもセクハラ親父)、一から始める手作りのオーケストラ、卒業後パリのコンセルヴァトワールに旅だつ二人。二人に愛は芽生えるのか?
一見適当な絵とギャグに惑わされますが、取材をきちんとしているらしく、各楽器や楽曲に対する説明がとても的確です。音大生の生活や将来への不安なども非常にうまく書き表しています。