修了面接

レジデントが終わるから面接に来いと言われ、意味がわからないながらも行ってみた。「客観的な外部評価を行うため、一般病院の院長が面接官となります」とのことだ。一度も面識の無い人間が、私の6年間を総括評価?
研修履歴、学会発表、論文などの数々をみながら、この老人(元外科系らしい)が
「麻酔ばかりでつまんないでしょう?」
一瞬耳を疑った。「は?」と聞き返すと、
アメリカではね、看護師が麻酔かけてるんだよ、そういう仕事だよ。知らないの?」
nurse anesthetistのことですね。当然存じておりますし、削減の方向に向かっている事も知っています。アメリカだけの特殊な制度です。
もちろん真っ当に抗議しましたが、全く理解力が無いようで、「君は来年からどこで働くの?」と話の腰を折り、しかも全く同じ質問を30秒してから繰り返す。そうか、痴呆なんだあ。
6年間麻酔をまじめに学んできた人間になんということを言うのか。理解不能
上司と相談して、発言の内容や評価制度への疑問を記載した抗議文を病院に提出しました。
また、うちの医局からあなたの病院へは今後絶対に麻酔科常勤医を派遣しないそうです。ご愁傷様。