試着室

今日は当直明けだが、今度はオットが当直なのですれ違いで相当つまらない。
でもこんな時こそ一人で出来る事をしなければ。と、美容院に行ったり、買い物に行ったり。
久しぶりに結婚式用のお呼ばれ服を買いましたが、試着室で恐怖体験をしました。
最初に試着したドレスは綺麗なんだけど、胸の辺りでノースリーブになったワンピの腰の辺りから2枚布が出てて、それを持ち上げて首の後ろで結ぶという複雑なつくりで、しかもスカートは裏地がふわふわと外にはみ出すタイプ。ふわふわ裏地、ギザギザのワンピ、首布、それがまとめて一着の服になっている。
試着室の中で半裸になったものの、ハンガーを外したそれはただの塊にしか見えない。どこからどう首を通せばいいのかわからず、かといって強行すれば破れてしまいそうな薄い生地。首を通したものの腕が通らず、あせって引き抜くとドレスが全部裏返ってしまい、なにが何だかわからなくなり、髪の毛もぼさぼさになり大パニック!外からは店員の「いかがですかぁ〜」という声とノックの音。ピーンチ!
「も、もう少し待ってください」と答え、下着姿のままもう一度必死にドレスを分析。たしかこのチャックはマネキンさんの左についていた・・ということはこっちが前か。首布はこの際無視しよう。とにかく「かぶるタイプ」と言っていたから、こっちを前にしてかぶってみよう。とかぶってみたら、なんか形になってきた。ほっ・・・って、こんな着にくい服いるか!!といっても小心者なので「形がきれいですねえ〜ハハハ」などと一応褒めておいた。
結局選んだのは、キャミソールとワンピースが二枚重ねの非常に単純なもの。
以前にも試着した服のチャックがスタックしてしまい、脱げなくなって母親を狭い試着室に引っ張り込んだ事があります。チャックを無理におろしたそのドレスは買いました・・小心者なので。意外と気に入ってしばらく結婚式では重宝しましたが。外では店員さんが待ち構えているし、何気にあせるんですなあ。試着室の中って。
そういえば会計をしている時に、子供が突進してきて試着室のドアの下からもぐりこみ、「ママ〜!誰もいないよ〜!」と叫んで親からものすごく怒られていた。わ、私が着替えている時じゃなくて良かった。試着室って怖いよ。