麻酔器

新職場の麻酔器は何かとすごい。
今までいた病院では経験した事の無い事態が発生している。

あれ?笑気が?

導入後、低流量にしようとどんどん酸素をしぼっていったが、笑気が追随してこない。ついに酸素は切れてしまった。どうやらこの麻酔器は純笑気が可能らしい。「麻酔器は絶対に純笑気にならない」と思い込んでる若手麻酔科医には、驚きの1台。どうやら低流量対応の切り替えスイッチを入れると、純笑気可能になるらしい。

あれ?浮き子が?

これまた別の麻酔器。笑気の流量を減らそうとしたら、浮き子がうんともすんとも動かない。中央配管の圧は正常。ちょうど居合わせた同僚に、「先生、笑気が壊れました!」と言葉足らずに訴えると、一目見て「ああ、これね」と、麻酔器に近づいた。次の瞬間!
ガンガン!、ゴンゴン! と麻酔器に殴る蹴るの暴行。すると、浮き子が下にすとんとおっこった。
よく引っかかるんだよね、この浮き子。
そ、それでいいの? どちらもものすごく根本的に安全じゃないと思うのだが・・。

どちらもすごく古いア○マだったと思います。他の麻酔器は全部ドレー○ルです。ドレー○ルの麻酔器とは相性が悪いんです。
私はエステ○バが好きなので、ちょっとさみしいです。