化粧品セールス

化粧はあまり好きじゃないけど、化粧品セールスのお姉さんが好きです。
その醍醐味は一言で言うと、「綺麗なお姉さんにちやほやされる」ということです。これは男女を問わず気持ちいいことなのです。年配の女性にちやほやされても恐縮してしまうし、男性にちやほやされるのは慣れていない(爆)。
別に相手は売りたいからちやほやするだけだけど、私の財布には小金もあるし、買う意思もある。だからその時間を目一杯楽しみます。
カウンターに座って前髪を上げ、色んなものをつけてもらう。女性特有のひんやりした手で顔をマッサージされるのが気持ちいい。お姉さんの顔が間近に来て、ふんわりいい匂いがするのもいい。

美容業界にはパワーがあります。次々と新商品を出してくるし、怪しいけどいかにも説得力のある効能説明も良い。すごいと思ったアイクリームの説明は…。

皮膚ばかりでなく眼輪筋まで到達し、筋肉を鍛えてたるみを改善します

それが本当ならワタシはそのクリームを腹に塗りたい。寝たきりの人の足腰には毎日塗らなければならない。
だけど、んなわけねえだろとは言わない。あとコラーゲンとか皮膚に塗っても意味無いだろ、とか言わない。「えーっ、すごいですね!」と目をまんまるくするだけです。ともに期待どおりの反応を返しあう、演技しあう空気というのが心地いいのです。
 
そんなわけで、色んなクリームをつけてお肌はしっとり、めったにしないアイメイクまでしてもらって、上機嫌で買い物終了。とは行っても、決断する時は現実に帰るので、結局ファンデーションとか基礎化粧品しか買わないのだけれども。
でも昨日は、一万円のクリーム買っちゃったあ! へへへへ。お肌がすごいことになるかも!

上機嫌でオットとの夕食のための待ち合わせ場所に向かうワタシ。この後、ゲーセンのパチンコ台で確率変動大当たりとかいうのに当たって、一時間以上その場を離れないオットと大喧嘩をするはめになることも知らずに…。