火の用心

毎晩、消防車が家の近くをパトロールしています。可愛い子供の声で、
「火の用心、マッチ一本、火事の元」カンカーン。
えらくレトロな地域です。
ふとオットに、
「今の子供って、マッチとかわかるんだろうか…」と聞いてしまいました。存在は知っていても、火をつけられるんでしょうか。
オットはううむ〜とうなって、「最近はオール電化住宅やIHも多いし、火を見たことのない子供もいるかも知れないなあ・・・ガスコンロなんて見たら、きれいだな〜って、火を触っちゃうかもね」

ううむなるほど… 古来より火を制することで発展してきた人類。発展しすぎて、きちんと教えないと逆に危険性を忘れてしまうかもしれません。
昔、近所の家が火事で全焼した時。初めて全身熱傷の患者を見た時。火って言うのは、一度勢いがつくと人間にはコントロールしきれないものなのだと、背筋が凍る思いをしたことを思い出しました。