遅れて入手

のだめカンタービレ (18)(講談社コミックスキス)

のだめカンタービレ (18)(講談社コミックスキス)

さすがにリアルタイムでは入手できませんでしたが、本日ゲット。
以下読書感想文です。

やや遅れていたがやっと研究室が決まり、今日とりあえず細胞培養を見せてもらうためにラボへ行った。ほぼ初めて。日本人は誰もいないし、メールでアポを取ったフェローがどの人かもわからないし、どうやらまだ来ていないみたい。広いラボの中に、ちらほらと知らない外人ばかり。座って待てるような場所も無い。一瞬途方にくれたけど、これは当たって砕けるしかない!
勇気を振り絞って、半ばやけくそで片っ端から笑顔で「ハーイ!」と自己紹介しまくって、「誰それを探しているんだけど」とアタック。すると皆笑顔になっていく。不思議だ。
一緒に探してくれる人。「私のベンチに座って待ってて!」と椅子を貸してくれる人。手持ち無沙汰そうな私をみて話しかけてくれる人。偶然他にもメールで見学の申し込みをしていた人たちとも挨拶でき、手間のかかりそうだったアポ取得が一気に済んだ。
そのうちにお目当てのフェローと合流でき、ほっとした。
勢いあまって別のラボの人にも挨拶してしまい、「俺は違う…」と恥ずかしそうに言われたりもしたけど、それに英語もヘボヘボなんだけど、とりあえず皆優しそうな人たちで良かった。

そんなこんなで、時間は短かったんだけど、へとへとになって帰宅。つづけて明日の抄読会の準備。これがまたぜんぜん分野の違う論文を皆で読んで、当てられたら説明しなくてはならないというもの。遺伝子系のもので、用語すらわからない。ネットで調べながら論文とにらめっこして頭が煮詰まってしまった。
ハァ…もうすぐオットが帰ってくるなあ…食事の準備しなきゃ。
久しぶりに食事を作るのがめんどくさいと思った。
義務感で台所に立ち、とりあえず野菜を煮よう思って包丁を持った。そこではっとした。すごく手つきがぞんざい…これじゃ怪我しちゃうし、美味しくならないに違いない。
そう思って、料理に集中することにした。一心に炒めるといい香りがただよってきて、楽しくなってきた。
ラタトゥイユと鮭の照り焼き風ムニエルを作りました。
 
下ごしらえを終えて、のだめを読んだ。そうだよな〜千秋やのだめみたいに、音楽だけ・仕事だけじゃなく、料理や友達づきあいや遊びなど、なんでも心をこめて楽しまなくちゃ。私は忙しいと時々Ruiのようになる。
 
食べ終わって、まだひとつしかない鍋を丁寧にみがく。そう言えば小さいころから父が口癖のように言っていた言葉があった。
「どんなことでもハートをこめてやらないとだめだよ。大事なのはハートなんだ」今でも時々思い出す。
母親も料理をしながら「はい、愛情入れま〜す!」と鍋の上で何かを入れるまねを良くしてたっけ。それで母の料理はとっても美味しいのだ。年を取ってますます腕があがり続けているのがすごいと思う。