サマー・インターン

今日はまた別のフェローのところに、細胞培養を見せてもらうためにくっついていた。
私と一緒に若くて可愛い東洋系の学生さんがついていて、二人で一緒に教えてもらった。私は正直ネイティブの早口な英語は半分くらいしか理解できないし、しゃべるほうはもうダメダメなので、実際に手元を見てもう必死にメモを取って覚えるしかない。
他大学では珍しいのだろうけど、研究室に出入りした経験も全く無いため、ピペッターの使い方から質問する始末。学生の時は、口で吸ってたよ…。
わからない所があっても、質問の文章を英作文しているあいだに話題が次に飛んでしまう。うひゃー、こんなんでやってけるのだろうか…
だけどその若い子が何度もいいタイミングで質問をしてくれて、おかげでとても助かった。彼女は研究室にくるのは初めてではないそうで、手つきも私より数段鮮やかだ。
培養の待ち時間にその子と話をしていて、「7歳の妹がいるの」「将来は小児科医になりたい」などと聞いていて、ふと疑問を感じて、「あのう〜、医学生だよね?」と聞くと、なんと「そうなりたいけど、まだ高校生よ!」と言われてひっくり返りそうになりました。
知らなかったけど、高校生のときに休暇を利用してこういう研修をすると、それがこれからのキャリアにとても有利らしい。自分が高校生だったときのことを考えると恥じ入るしかありません。
もっとも、私を教えてくれたフェローも、同僚と「高校生なのに偉いよねー、俺が高校生のころは遊ぶことしか考えてなかった…」てな感じの会話をしていたので、ちょっとほっとしました。でもすごいな〜。