連休、オレゴンコースト

週末は車で2時間ほどの海岸沿いにプチトリップ。
キャノンビーチにて。世界で3番目に大きい1枚岩、ヘイスタックロックが突き出ています。一番目はもちろんオーストラリアのアレ。緯度が高くて水はなかなか冷たいので、元気な子供が沿岸でパシャパシャ。あとは海岸沿いで体を焼いたり、犬を遊ばせたり、ビーチバレーをしたり、なぜか凧揚げ(ゲイラカイトみたいなもの)をしている人が沢山いました。海の楽しみ方にもお国柄が。
 
夜はシーサイドという街の海沿いのホテルで、ゆっくり夕焼けを眺めました。太平洋に日が沈むなあ。ちなみにアメリカ人はまだまだ海に入っていたり、海岸で焚き火をしたり、暗くなるまでビーチバレーを続けたり、元気です。
 
さらに日が落ちると、気温が下がって海面の水蒸気が蒸発し、岬が幻想的な霧につつまれました。なんだかプチダイヤモンドヘッド? 部屋には暖炉がついていて、種火がちょろちょろと燃えているので、ほんわりと暖かいです。ベストウエスタンというチェーンのホテルでした。知り合いからは「ぜんぜんベストじゃないよ。ワーストウエスタンだよ」と聞かされていたのですが、なんのなんの、なかなか親切で良いホテルでした。
 
翌日、ホテルでしっかり朝食を食べ、アストリアという古い港町に移動。海を見下ろす小高い丘の上に、アストリアコラムという展望台がそびえています。なかなか綺麗。130段ほどの螺旋階段を上って頂上へ。7ヶ月の身にはかなりつらかったです。循環血液量と心拍出量の増加を実感中。ゼイゼイしながらようやく到着。
 
うーん、絶景。緯度的に近いせいか、北海道を思い出す景色です。コロンビア川が太平洋へ注ぐ直前の風景。海側を見ると、お隣のワシントン州がすぐ近くに見えました。

 


  
アメリカで私の好きなもの。
海沿いや風景の綺麗なところには、必ずといっていいほど誰かが寄付したらしい石造りのベンチがあります。「ナントカさんの思い出。一緒に座って景色を楽しんでください」と書いてある。しゃれてますね。私も死んだらお墓を建てるより、自分の好きな場所にこういうのを建てたいなあ。