ホスピタルツアー

分娩室や回復室などを見れるホスピタルツアーに参加してきました。夜の7時から、参加は無料で申し込みも必要なし。お腹の大きなカップルが10組ほど。どうみても臨月の人もいる…。
分娩室は残念ながらお産でいっぱいだったらしく、見学できませんでしたが、回復室などを案内してもらえました。
私の病院はLDR室(陣痛・出産・回復をひとつの部屋で行う)ではなく、分娩後2時間で回復室に移るようです。回復室は個室で、パートナー用簡易ベッド・バスルームが付いています。部屋はまあまあ綺麗。
赤ちゃんには盗難防止のタグがつけられ、病棟から外に連れ出すとアラームが鳴り響く仕組みになっています。また、赤ちゃんはけして抱っこして移動せず、赤ちゃん用ベッドに乗せて運ぶように強く言われました。事故防止のためだそうです。
入院期間は24〜48時間(正常分娩)、3〜4日(帝王切開)、チェックアウトは朝11時、退院するときに赤ちゃん用カーシートが無ければ退院できない。
色々とアメリカらしいなあと思いました。
あと、参加者の矢のような質問がすごい。大部分はくだらないことなのですが…(電気は調節できるのか? お風呂のお湯は出るのか? 防音なのか?とか)。入院したらすぐに自分のドクターが診てくれるのか、としつこく質問し続けた妊婦さんがいて、私とオットは内心(そんなわけないだろっ)と突っ込んでいましたが、看護婦さんもうんざりした様子で、ため息をつきながら「オンコールの医師が対応するから」と何度も説明していたのですが、「そのオンコールの医師が気に食わなかったらどうすればよいのか」などと言い始め、看護婦さんもめんどくさくなったのか「自分で主治医と相談しといて!」と投げやりに返答していました。
自己主張が美徳の国で、私達のように黙って聞いているだけのほうが逆に無責任と取られてしまうのかもしれませんが、ちょっとここまで行くとなあ、と思っちゃいました。皆妊婦だし、明らかに立ってるのがつらそうな人が数人いましたが、誰も遠慮せずいつまでも質問タイムが続き…。私も途中で耐えられなくなって座ってしまった。