出生届

アメリカでは生地主義なので、アメリカで出生すると自動的にアメリカ国籍を取得できる。この手続きは病院でしてくれるので、特別なことはしなくてよい。退院間際に出生届け関連の事務員さんがやってきて、こまかく色々聞きつつ手続きしてくれた。退院後に郡から出生証明書を取り寄せる手続きだけ自分でして、3週間ほどで到着。SSNも同じ頃に届いた。
日本は血統主義なので、両親のどちらかが日本人であれば国籍を取得できるが、他の国籍を取得した場合は出生から3ヶ月以内に出生届と国籍留保という手続きをしなければ日本国籍を喪失してしまう。
というわけで、事前に領事館で入手しておいた出生届(国籍留保の署名つき)と取り寄せた出生証明書、出生証明書の和訳を持ち、日本領事館へ出向いた。書類を提出して、署名して、あっさり届出終了。家と領事館が近くて助かります。遠いと色々大変みたいだし。
あとは二ヵ月後に区役所から戸籍を取り寄せて、パスポート申請をしたらひとまず一段落です。とりあえず日本国籍が取れてよかった。あと、もし20年後に日本に万が一のことがあったら、潔くアメリカ人として生きることも可能。ちなみにアメリカのパスポートは簡単に取れるそうだが、日本への入国・出国がやや面倒らしいです。