運転免許

出産などのため遅れに遅れていた運転免許をようやく取得しました。
まずは産後1ヶ月のころ、母に息子を預けて筆記試験を受けにDMVへ。日本語のテキストはありませんが試験は日本語で受けられます。画面を見ながらタッチパネルで答えていって、8割正解したら終了です。
ここでinstruction permitという仮免のようなものが発行され、免許を持った人が同乗すれば運転が出来るようになります。実技試験の予約センターの電話番号と、自分の予約ナンバーを教えられ、電話して予約を取ります。ヘタレな私は「試験が甘い」と人気(?)のDMVを選んだため、ここでまず2ヶ月待ち。そしてオットに同乗してもらって何度か運転を練習して、DMV近くの道路も走ってみたりして、3月に受験。
受験には自分の車を運転していきます。仮免、パスポート、任意保険証書を見せて手続きしたあと、試験官が車に乗り込んでスタート。この人は退役軍人だかなんかで日本にもいたことがあるらしい強面のおじさんでした。
そしてあっさり落ちた。「君は、減速が早いし慎重すぎる。あと意思が弱い。最高速度が30マイルだったら、ちゃんと30マイル出しなさい。アメリカ人の運転はアグレッシブだから、そんな運転では通用しない。うーん、60点」 なんか理由が納得いかないのは気のせいか。
気を取り直して予約も取り直し、また何度か練習して、1ヶ月半後にかなり気合が入って再試験。優しそうな女性試験官で、「大丈夫?リラックスしてね。前回の注意点に気をつけて」とスタート。その辺を10分くらいぐるっと一回りして、「グッジョ〜ブ!100点!
ひゃ、100点って… 試験官によってかなり採点はばらつきがあるらしい。何はともあれめでたく合格したので、お手続きへ。手数料は54.5ドル。カメラの前で、やや下のほうに貼られたインコの絵を見て「スマイル!」と言われてパチリ。伏目がちにニヤリと笑った不気味な免許証ができあがりそうです。1週間で郵送してくれるらしいです。