麻酔&術後鎮痛

ペインコントロールが大変良かったのでレポートします。
麻酔はスパイナルのみでしたが、どうもフェンタニルモルヒネを両方加えてくれたみたいです。
麻酔自体は2-3時間で切れて足が動くようになりましたが、ほぼ12時間無痛でした。後陣痛はあったのでアセトアミノフェンを服用しました。
術後2日間は非常に創痛が軽く、アセトアミノフェンイブプロフェンを5時間おきくらいに内服しただけでコントロールがついていました。
しかし…術後に気がついたら口の周りをぽりぽりしていたのですが、その後2日間は全身のかゆみに悩まされました。いや〜かゆかった… 吐き気は無かったけど。もちろん痛いよりはよほどマシですが。
麻薬の量が結構多かったのかな。フェンタニルは25μgと言っていましたが、モルヒネの量は聞きそびれました。ちなみに前回の帝王切開は、スパイナルにはモルヒネだけで、かゆみは全くありませんでした。
2日目の終わりごろにはかゆみは消え、その代わりにこれが本来の痛みだな、という痛みが来ました。その時点からアセトアミノフェン+オキシコドン5mgもしくはイブプロフェン+オキシコドン5mgを4〜5時間おきに繰り返し。これで痛みはほぼおさまり、病室内や廊下を、新生児を乗せたクリブを押しながらうろうろ歩いていました。オキシコドンは5mg〜15mgの中で、好きな量を選んで良いといわれましたが、便秘が怖かったので少なめにしました。
まあ、体格の小さいアジア人だったから、相対的に薬の量が多く、ペインコントロールが良かったのかもしれません。手術当日の夜、看護助手さんに「あなたすっきりしてるけど本当に今日手術したの?他の部屋の人たちはみんなぐったりしてうんうんうなってるわよ」と言われました。
こちらの人たちは痛みを我慢したりはしないので、ペインコントロールもがっつりやるのでしょうね。基本的には「しっかり痛みをとってどんどん動きなさい」という方針です。退院時もオキシコドンを沢山処方されました。今、術後1週間ですが、やはり薬が切れてくるとかなり痛いです。赤ちゃんの世話をするのには、薬はまだ必要です。