おいしいもの

子供のころにおいしかったものー。
炎天下でフットベースの練習を終えたあとの冷たい麦茶。大人になったら、あれだけ喉が渇くことは無くなった。それだけ夢中で遊んでいたのだろう。ちなみに公園の水は生水なので絶対飲むなと言われていた。だけどみんなこっそり飲んでいた
熱を出したときに出されるりんごのすりおろし。
お盆におばさんちでもらうぼたもち。ご飯茶碗にぼてっと一個落としてもらう。甘くてほっぺたが落ちそうだった。
給食にでる正体不明のワンタン汁。ワンタンではない。なぜなら身が入っていない。ミルメークも美味しかったなあ。
芋煮会の豚汁。
駄菓子屋のたこせん。
コーヒーに入れるとろっとしたミルク。親がいない時、妹となめた。

 
なんか胃腸炎らしくうどんしか食べられないので、思い出してしまいました。
思い出しついでに・・・
  
小学4年生ごろのある日、いつものように友達の家には行かず、珍しく早く帰ってきた。両親は共働きなので鍵っ子だったが、この日は鍵を忘れてしまった。しまっているドアにショックを受ける。窓にもしっかり鍵がかかっている。親が帰ってくるまで2時間、妹は学童保育だ。ピンチ!
ふとすばらしいナイスアイディアがひらめいた。風呂場の窓は鍵がかかっていない。しかし鉄格子がはまっている。私は裏庭の物置を開け、脚立とドライバーを持ち出し、鉄格子のネジをはずした。時間にして約20分、片方のねじを全部はずし、隙間からもぐりこんで窓から飛び降り、風呂場の床に着地した。やったあ!
いそいそと玄関の鍵を開け、もう一度裏に回って元通りネジを締めなおした。
当然親には秘密だった。しかしこんなことを数回繰り返すうち、体が大きくなって風呂場の窓からは入れなくなってしまった。
そんなある日、鍵を忘れて困った私の目に入ってきたものは半分開いた二階の窓。私は脚立を持ち出すと・・・・(以下略)