献血

少し前に献血の意識調査で、若者の4割以上が「痛いから嫌」と答えたという記事を読んだ。
うん、情けない。やっぱり総数としてバカが増えている気がしてならない。健康であって、食事にも不自由しないことを当然に思い、感謝もせず、わずかな痛みを恐れ、自分が怪我や病気をした時の想像力も無い。輸血が必要な大怪我をしたら当然「助けて!」ってわめくんだろうな。
初めて献血をした高校生の時、やっぱり少し痛かったけど、友達もみな格好つけて「ぜんぜん痛くないね」なんて言い合いつつ、子供だった自分が初めて誰かの役に立ってるんだなあって思った。
ちなみに今、献血が足りないので、以前はできなかった「何らかの薬を飲んでいる年配の方」からも条件付で採血している。もちろん血液にも薬が多少入る。本来は好ましくないが、もうそんな事言ってられないくらいに足りないから。それに、年配の方のほうが積極的に献血に来てくださる気がする。
これで、医療を受ける時に「助かって当然」みたいな態度をとられたら・・・もう頭くるのでこの辺でやめときます。