保険会社

保険会社*1から良く郵便物が来るのだけど、先日心臓に悪い手紙が届いた。
あなたの医療保険は8月1日で終了となりました」という内容の手紙で、代替の一時保険や、低所得者用の保険などの案内が入っている。
オットは大学が契約している保険に引き続き加入しているはず。今私が健診やらエコーやらでかなり病院にかかっているので、もし保険が効かないとそれが全部自費になってしまい大変なことに! (エコー1回7万円とか、もちろん健診&出産費用も大変)
オットと「なんじゃこりゃあ!」とパニック寸前。とりあえず電話で細かい交渉をする英語力も無いので、ダメもとでその会社の会員用ウェブサイトから問い合わせのメールを送ってみた。これでダメなら、秘書さんに泣きついて大学の厚生部門に問い合わせてもらおう…。
ところが本日、2日程度でメールの返事が来た。「手続きの関係でIDが重複していましたので、古いものについては契約解除の手続きを取らせていただきました。新しいIDで医療保険が引き続きご利用いただけます。ご心配をおかけして申し訳ありませんでした」という丁寧なもの。良かったぁぁぁ。
でもなんでIDが重複するんだろう? こちらの保険は支払い渋りや請求間違いも多いらしく、不安だ。
渡米してすぐに保険に加入できたことには本当に感謝しているのだけれど、公的医療保険が無いというのは本当に先進国としては変わっていると思う。こちらの官僚だか大臣だか偉い人が、がんの治療費を払えず破産寸前っていうニュースもあったし…。
日本にいたときは当たり前のようにいつでも医療が受けられたけれど、それって素晴らしいことなのだと改めて思う。前にも書いたけど、こちらで産婦人科を通常通りに予約しようとしたら3ヶ月待ちって言われましたから…。これだけアクセスを制限すれば、個室で待ち時間無くゆっくり診療もできるだろうよ、って思う。日本とは全く事情が違います。3時間待って3分医療なんてよく言われるけど、いきなり受診して当日見てもらえるのはすごいことだし、ものすごい数の患者さんが待合室で待っているので、一人当たりの時間が短くなるのは当然ですよね〜。こちらは完全予約制なので、待合室のゆったりしたソファーにいつも5,6人くらいしか座っていない。あくまでそれがいい!というなら別ですが。

*1:日本の○○生命とかではなく、社会保険の役割をする民間会社