暮しの手帖の評判料理

これも一緒に買っちゃいました。

暮しの手帖の評判料理

暮しの手帖の評判料理

下で紹介した「おそうざいふう外国料理」と、2冊を熟読。とりあえず、「豚肉となすの炒めもの」「ささみとセロリの炒めもの」「にんじんスープ」の3品を作ってみましたが、どれもすごく時間がかかるわけでもないのに、本格的な仕上がりです。
たとえば炒めものに使うお肉類は、はじめに必ず油通しするよう指示があります。油通しなんて初めて知りました。卵白と片栗粉をまぶし、低温の油でさっと揚げておくと、肉の表面が軽く固まり、旨みが逃げず、炒めてもぷりぷりとやわらかいまま。単なる炒めものでも、プロはこういう手間をかけて作っているのか!と目から鱗な感じでした。
にんじんスープは、とろみづけに「残りご飯を入れましょう」と書いてあったりして、こちらもなんだかとても意外です。優しい甘味のあるスープは「小さい人にも喜ばれます」(笑)という文章どおり、息子が狂おしく気に入っていました。
全ての料理に共通していますが、特別な材料はほとんどありません。
…が… 
『いの一番』ってなんじゃ? 昔はそういう調味料があったのかな〜。
そのほかにも、「アサリのスパゲチ」とか「バタを溶かして入れる」とか、言葉がなんだかいちいち可愛らしくて、読んでて楽しいです。
注意点は、大さじ小さじと1カップの分量が現在のものと違うこと(18cc、6cc、180ccになっています)。でも困るほどではないし、本当に良い買い物でした。