男の子って

男の子って、どうしてこうなの? まっとうに育つ九つのポイント (朝日文庫)

同じ男の子を持つ仲良し母さんからのプレゼントです。
母親はすべからく女子であるわけで。私自身も男の子を授かったものの、自分と育ち方はどう違うのか、どう育てるべきなのか、わからないことばかりです。すでに同年代の女の子と比べて性差が出てきているし。
冒頭でいきなり「21歳までの死亡率は女児の3倍」という恐ろしい数字が出されます。そして、テストステロン（男性ホルモン）が成長に及ぼす影響、脳の構造の女の子との違いなどが、科学的に詳しく述べられます。だからどういう風に育てればよいかということも。
「3歳以下の集団保育は男児には悪影響」との言葉にドキリ。帰国したら入れる気まんまんなんだけど…　まあ色んな意見があるのでしょうが、子供を授かった以上、愛情深いきちんとした大人に育てるのは私の責務。特に男の子のことはよくわからないので、色々勉強しなくちゃな、と思っています。
この本をくれた友人とは、よく「私たちにほんとに男の子が育てられるのだろうか…」と弱音を言い合ったり、女の子のお母さんをうらやましく思ったりもしますが、明るくあっけらかんとしてて超甘えん坊な息子を見てると「次も男の子でもいいかも」と思えるのが不思議です。