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オーデュボンの祈り (新潮文庫)

オーデュボンの祈り (新潮文庫)

重力ピエロ (新潮文庫)

重力ピエロ (新潮文庫)

初めて読みました。伊坂幸太郎。うーん、独特な世界だなあ…
ジャンルはミステリーですが、登場人物がとても魅力的で良かったです。東野圭吾とかは話の筋は面白いのですが、人物描写がいまひとつで、イマイチ感情移入できなくて…
ポートランド紀伊国屋では伊坂幸太郎の文庫は置いておらず、旅行ついでにシアトルの紀伊国屋で見つけてきたのですが、2冊だけじゃなくてもっと買ってくれば良かった。不思議なタイトルだなあと思いましたが、読むと意味がわかります。
それにしても右派・左派双方とも深く対等に議論できる知識の幅・量・理解度は本当にすごい。私は特に後半の左派論客との対談が、自分の基礎知識が乏しすぎてあまり理解できませんでした。
学生運動していたころの大学生ってみんなこういう議論していたのかな。私は、試験のこととオーケストラのことしか考えてなかったなあ(汗) 今になってやっと色々本を読みはじめたくらいなので、ちょっと情けないです。