新生児というもの

次男は間もなく新生児を卒業して乳児になります。予想外の入院などもあり、あっという間の1ヶ月でした。

数ヶ月を過ぎて丸々と太った赤ちゃんは、誰が見てもたまらない可愛さがありますが、しみじみと新生児を眺めると、やっぱりしわが多くてお猿さんに似ているし、痩せていて首もぐらぐら、目の焦点も合わず。お世辞にも他人が見て「可愛いっ!!」と言う感じではないと思う。『完全な人間ではなく、まだその半分は神様である』という表現が本当にぴったり。
でも、そのぐにゃぐにゃ感とか体重の軽さとか、全力で命がけでおっぱいを吸う感じ*1とか、満腹になった時の恍惚とした表情とか、全てがどうでも良くなったようなくったり感とか、日に日にほっぺたに肉がついていく面白さとか…そういう時期は今しかないんだなあと思うと、もったいなくて、一日一日がもっとゆっくり過ぎないかなあという気持ちになります。
 
と言っても、最近すごい勢いで喋るようになった長男を見ていると、成長していくことも、またとても面白いものだなあと。うーん、どっちも捨てがたい。

*1:風邪の入院中に常時SpO2をモニターされていましたが、授乳中って普通に80くらいに下がるし、ものすごい頻脈になるので、『赤ちゃんにとってお乳を吸うのはフルマラソンを走るのと同じくらい疲れる』というのはほんとだな、と。